生産体制

和歌山工場

未来へと躍動するファクトリー

6つの工場と7つのヤード及び2つの岸壁、技術研究棟、事務所棟を備えた和歌山工場は、28万㎡の広大な敷地を有しています。工場は、既に主要工程のNC化、CAD/CAM化、構内LAN化を完了し、更なるNC化ロボット化による合理化、省力化を図る最新鋭の自動化工場です。100トンの門型クレーンを設置した大組立ヤードである第一岸壁(幅:50m、長さ220m)には、海上・海中構造物などに使用する国内最大級のフローチングクレーンが接岸することができます。ITを駆使した高度な生産管理システム、既に認証取得したISO9001に基づく品質管理システムなど先進のテクノロジーで、橋梁及び大型鋼構造物の多様なニーズに対応しています。

生産フロー

■橋梁

NC化・ライン化・ロボット化を推進する最新鋭自動化工場

構造物の多様化・大型化・高度化に対応して、NC化・ライン化・ロボット化を推進し、製作効率を追及した最新鋭の自動化工場であり、標準的なプレートガーダー橋はもちろんのこと、吊橋や斜張橋のタワーまで製作可能な最先端設備を備えています。また、工場内をネットワークでリンクすることにより、必要な製作情報をタイムリーに供給し、安定した品質と工期の短縮を実現するとともに、あらゆるニーズに即応いたします。

■鉄構

品質を磨き、多彩なニーズに答える充実の先進設備群

形鋼の一次加工ライン、4面ボックス自動溶接ライン、ロボット溶接など、鉄骨加工をリードする先進設備を充実し、どんな形状・構造にも対応できるフレキシブルな加工体制を確立するとともに、品質の安定、工期短縮を実現しました。また、橋梁加工ラインとスペースを共用することにより、大型鉄構製品にも対応。ニーズに自在に対処できる環境の中で、効率のよい作業が進められています。

施設案内

●地図上のマーカーをクリックすると施設の詳細をご覧いただけます

A工場

橋梁の大型組立工場。最大100トンの吊り能力を持つクレーンを有し、各種NC制御による罫書き・切断・孔明け装置をはじめ、溶接ロボットなども設置。

B工場

橋梁の前段階作業工場。主構造用鋼板の板継ぎ、X線検査などを行う。極厚板の曲げ加工も可能な、能力1000トンのプレス装置も設置。

C工場

橋梁の小物工場。各種補剛材などの自動面取り、小物部材の組立・溶接およびNC孔明け装置を用いたスプライスの孔明けなどを行う。

D工場

鉄骨の一次加工用工場。各種形鋼の切断、素地調整などを行う。

E工場

鉄骨の主力工場。仕口部材の組立・溶接用ポジショナー、各種孔明け装置を有する鉄骨ボックス柱製作ラインを設置。

F工場

スパン27m、長さ36m、クレーン20t揚程8.5mを確保し、特殊部材を製作する。

お問い合わせ

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