DXへの挑戦

コンクリート養生管理システム「潤(ウル)トワシステム」

コンクリート養生管理システム「潤(ウル)トワシステム」は、コンクリートの水和反応を促進し、長期耐久性を確保するための自動化システムです。専用センサーで養生マットの含水率を測定し、湿潤状態をクラウド経由で遠隔監視するほか、乾燥による含水率低下を検知すると自動で散水を行います。

本システムは、㈱A・R・Pの高精度で安定したセンサー技術と、ニシム電子工業㈱の先進的な情報通信技術を融合した高性能な制御システムを採用。さらに、早川ゴム㈱の高保水性マットを活用することで、効率的かつ安定した養生管理を実現しました。

システムの概要

特長

従来、コンクリートの湿潤養生は既存の研究を基に相対湿度で管理され、養生期間中に80%以上を維持することが推奨されてきました。しかし、相対湿度は気温の影響を受けやすく、現場での管理指標としては必ずしも最適とは言えません。本システムでは養生マットの含水率を指標とすることで、気温に左右されることなく、安定した養生管理を実現します。

活用の効果

  • コンクリートの湿潤状態をクラウドで可視化し、散水動作の遠隔制御により、全国どこからでも養生管理が可能。
  • 計測結果と連動した自動散水により大幅に作業人員を削減。
  • 湿潤状態の安定的な保持によるコンクリート品質の確保。
  • 若齢期の水和反応が促進し、初期ひび割れを効果的に防止。
  • 長期強度の向上とライフサイクルコストの低減。

メディア紹介

建設通信新聞2022年10月21日

資料

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販売・問い合わせ先

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