DXへの挑戦

デジタルツイン施工管理システム「DX ツインビュー」

デジタルツインとは、現実世界から収集した多様なデータを、双子のようにコンピューター上に再現する技術である。本システムは、ICTを活用して取得した計測結果をリアルタイムに3Dモデルや各種ウィジェットへ反映し、施工情報を一元管理することで、生産性を向上できる。

令和6年度インフラDX大賞で優秀賞を受賞しました。

DXツインビューの概要

DXツインビューは、ICT技術を活用して収集した多様なデータを基に、施工状況をリアルタイムでクラウド上のCIMモデルにアニメーションとして再現し、管理値を直感的なウィジェット表示で可視化します。
本システムは、送出し工法やトラッククレーン工法に加え、多軸台車や台船を用いた大ブロック架設にも適用可能で、特に時間制約のある架設工事で高い効果を発揮します。

現場の送出し状況
システム構成

デジタルツイン管理運用事例動画

■事例① 東北地方整備局 箱堤高架橋

~日本最大級 箱堤交差点上の急速送出し工法での適用~

■事例② 静岡県 清庵新田橋

~平面線形R=2,600R、縦断線形R=4,000の特殊線形を有する
2主箱桁橋の送出し架設での採用~

■事例③ 東北地方整備局 西ノ内こ道橋

~鋼橋架設で採用事例が多く、主桁やクレーンの動きが複雑な
クレーンベント工法での採用~

活用の効果

  • 作業の進捗状況や計測管理結果の一元管理による施工管理の効率向上。
  • 状況把握の容易化による若手技術者教育での理解度向上と教育コンテンツとしての活用。
  • インターネットブラウザを通じたアクセスによる遠隔地からの状況把握と支援の実現。
  • 施工状況のデジタルデータ保存による技術伝承への活用。

今後の展望

本システムは非常に汎用性が高く、アイデア次第でさまざまな計測システムとの連動が可能となります。当社はDXを通じて、人手不足という社会的課題に真正面から取り組み、より効率的で持続可能な未来を切り開くことを目指しています。私たちの挑戦は、単なる技術革新にとどまらず、社会全体の発展に貢献する大きな力となるでしょう。

メディア紹介

日刊建設工業新聞令和5年2月6日掲載

建設通信新聞令和5年2月6日掲載

建設新聞令和5年2月6日掲載

日刊建設工業新聞令和7年2月7日掲載

河北新報社令和5年2月4日掲載

令和5年2月3日掲載

R2SJ(https://r2sj.net/civil/2927)

資料

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